カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2012年4月28日 (土)

図解で理解→ケーススタディで納得→自社に置き換えて体感

ロジスティクスコンサルタント(物流コンサルタント)の大原章道です。

ホームページを更新しました。
セミナー「社長と経営幹部のための知って役立つ『経営の数字』講座 全4回」を、隔週で開催しています。
図解で理解→ケーススタディで納得→自社に置き換えて体感、です。

http://www.key-logi.com

2012年3月27日 (火)

西友の物流システム再構築

ロジスティクスコンサルタント(物流コンサルタント)の大原章道です。

感じたこと~

西友が2002年にウォルマートの傘下に入ってからしばらくは、米国との商い習慣の相違から消費者の心を捕まえることができず、苦戦が続いていた。

しかし、いまやウォルマート流EDLPは日米合作により新しいステージに移行しつつあるようだ。

そんな中気になったのは、サプライチェーンを支援する物流システムだ。IT系のソフト分野はもちろんだが、物流センターを40拠点から23拠点に統合し、そのうちの15拠点は自家物流に切り替えた。

一般に、物流業務はアウトソーシングの対象機能になっており、小売業や製造業等においては、コスト低減を狙って外注化されてきた。

西友の場合、この自家物流化と拠点統合によって、物流コストを3年間で40%も削減したとのこと。

分母はどのような状況だったのか知り得ないため、40%削減をどう判断してよいのか分からないが、アウトソーシングによって環境変化への機動性に欠けたこと、サプライチェーンの効率化を支援する物流のノウハウが蓄積されないことに憂慮したこと、と思う。

~ビジョン岡山に弊社が掲載されました。

中小企業診断士特集です。

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2012年3月14日 (水)

ネットスーパー

ロジスティクスコンサルタント(物流コンサルタント)の大原章道です。

今日の日経に、ネットスーパーを手掛けている鈴鹿市の「スーパーサンシ」の記事があった。16店舗を展開して売上高が450億円とのこと。私の知っている身近なスーパーは店舗数48店ほどで売上高が700億円だから、店舗当たりの売上高は高いようだ。

25年も前から、宅配事業を営んでいるということで先進的な事例と言えよう。消費者が発注してから納品までのリードタイムは短い。AM11時までに発注すると当日PM5時までに納品するとのことだから、競合する大手スーパーが手掛けているネットスーパーとの差異化している。リードタイム以外にも、品揃えも豊富だ。

黒字で運営しているのだから物流面でも工夫があると考えられる。例えば、配送においては、点でなく面で配送することで高密度の配送を実現する,配送地区をエリア分けして高回転な仕組みを作る,消費者が不在時には納品した商品を借り置きできるようなBOXの導入などであろう。

商品の在庫管理と受注処理については記事に書いてないので、調査してみることにしよう。

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2012年1月19日 (木)

ホームページ完成

ロジスティクスコンサルタント(物流コンサルタント)の大原章道です。

久しぶりのブログ更新です。数か月ぶりでしょうか・・

1年前から作らないといけないと思いつつ、そのままになっていたホームページ作成を、やっと完了することができました。

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2011年6月 5日 (日)

日経BP社主催のセミナー

ロジスティクスコンサルタント(物流コンサルタント)の大原章道です。

先々週、日経BP社が主催するセミナーで講師を務めました。品川で開催され定員が120名でした。

震災の影響でSCMに多大な影響があったわけですが、東日本と西日本ではその影響度や捉え方に少し差があったと思います。

いずれにしても、ロジスティクスを専門にしている私は、今回の震災で感じたのは「モノ作りはサービスと一体でないと語れない」ということでした。

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2010年11月25日 (木)

売上増,在庫減

ロジスティクスコンサルタント、物流コンサルタントの大原章道です。

先日の新聞記事によると、上場企業の2010年上期の売上高は増加したにも関らず、製品などの保有在庫は減少したとのこと。増収在庫減は7年ぶりだそうだ。

在庫循環図で言うところの「在庫積み増し局面」において、企業が在庫管理力を高めて資本効率を向上させたということだ。

在庫循環図とは、横軸に在庫量の前年対比を、縦軸に製品出荷量の前年対比を表したものであり、時計回りで循環するものである。

記事は、在庫の積み増し局面で高効率な在庫管理システムを構築していることを示すものであり、今後の「意図せざる在庫増加局面」でも同様な効果が期待できる。

2008年に発生したリーマンショックによる自動車の販売台数減少で、国内の自動車メーカー各社は当時、製品在庫が増大した。実はこのとき、国内上場自動車メーカーの中で最も在庫回転率が悪化したのは、トヨタ自動車であった。これは四半期ごとに発表されている財務諸表を分析すれば、一目瞭然である。

しかし、次の四半期決算を分析するとトヨタ自動車の在庫回転率は大幅に改善され、元来の高資本効率を更に高めると共に、同業他社のそれを上回った。

今後の意図せざる在庫増加局面において、トヨタがどのようなアクションを起こしどんな成果を出すのかを、トヨタを応援する一人として見守っていきたい。

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2010年4月14日 (水)

最近の本屋さん

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

最近、本屋に行ってみて気がついたのは、ビジネス書欄でエンターテイメント形式の書籍が多くみられるようになったことです。

先日ブログでも取り上げた「会社再生ガール」もそうですし、ビジネス書1位になった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」も然りです。

その他エンタメ型書籍の陳列もちらほら見受けられましたが、クロスマーチャンダイジングで関連商品を陳列していました。

東京の丸善本店では、書籍がジャンル分けなしで陳列されているそうです。都内出張時など機会があれば行ってみたいですね。

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2010年4月 6日 (火)

会社再生ガール

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

今日は書籍の紹介です。

本のタイトルは「会社再生ガール」で著者は田中伸治氏、出版社は青月社です。

4月8日から9日の間、「会社再生ガール」新刊キャンペーンがあり、いろいろ特典が付いています。

この本は企業再生をテーマにしていますが、ビジネスエンタメ小説の形式をとっているので読みやすく、企業再生の知識も本を読み進むにつれ自然に身についてきそうですね。

イラストは久織ちまき氏が書いており、氏は「女子大生会計士の事件簿」のイラストも手掛けています。

また、フリーアナウンサーの梶原しげるさんからも推薦があるそうですから、読んでみるに値する一冊と言えます。

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2010年3月18日 (木)

企業価値算定 その2

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

前回に引き続き、各手法ごとに企業価値と株価を算定してみます。今回はマルチプル法と類似会社比較法です。

前提は、A社(仮想企業)の財務諸表を以下の通りとしました。

P/L➡売上高9億円、営業利益5,000万円、減価償却費7,000万円

B/S➡資産8億円、負債3億円、純資産5億円

発行済み株式数は12,000株、そのうち茶椀屋箸男さんが所有するA社の株式が600株

実効税率40%

まず、マルチプル法は、評価しようとする会社と類似した上場会社の財務数値、例えば純利益や純資産などと株価を比較して、企業価値を算定します。この「比較」のためによく使われているのが、PERです。

ある上場企業のPERが10倍、A社の税引前利益は営業利益と同額とすると、

企業価値は 5,000万円(1-0.4)×10倍=3億円となります。

株価は3億円÷12,000株=2.5万円ですから、茶椀屋箸男さんが所有する資産は

2.5万円×600株=1,500万円となります。

すごく簡単です、簡便過ぎまず。

次に、類似会社比較法ですが、これは、同じビジネスをやっていれば、同じように企業価値が評価されるという前提に基づいいるため、①算出根拠が乏しい②乗じる係数に大きく価値が左右されることなど、問題点が多いです。

よって、類似会社比較法では、正しい価値算定はできません。その点ではマルチプルも同じです。

さて、ここまでで企業価値算定の各方法を見てきました。

そうしてみると、正しい企業価値算定にはNPV(DCF)法が適しています。自社の価値を正確に把握して、経営に活かすべきでしょう。

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2010年3月 8日 (月)

企業価値算定 その1

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

前回は企業価値について記事にしましたので、せっかくですから、各手法ごとに企業価値と株価を算定してみます。

前提として、A社(仮想企業)の財務諸表は以下の通りとします。

P/L➡売上高9億円、営業利益5,000万円、減価償却費7,000万円

B/S➡資産8億円、負債3億円、純資産5億円

発行済み株式数は12,000株、そのうち茶椀屋箸男さんが所有するA社の株式が600株あるとします。

最初に、純資産法でA社の企業価値と株価を算定してみます。・・・簡単です。故に関係者の理解を最も得やすいのは、この純資産法でしょう。

資産8億円-負債3億円=5億円

つまり純資産が企業価値。

株価は、5億円÷12,000株≒4.2万円ですから、茶椀屋箸男さんの所有資産は、

4.2万円×600株≒2,500万円

です。

未上場の中小企業はこれでもいいのでしょうが、上場企業の株式価値計算は、このように単純ではありません。それは、後述するNPV法を使って、投資の専門家が株式価値を計算しているためです。(もちろん、ファンダメンタルや市場,投資家の心理状況、情報の非対称性からくる適正価格からの乖離はあります。)

修正純資産法でA社の企業価値と株価を算定ですが、この方法は時価評価できるもの、例えば土地や建物,機械設備等は、時価で表示し直すため、評価者の主観が入りやすいです。(よって割愛します。)

次に、NPV法に基づく企業価値は、実行税率40%とすると

5,000万円×(1-0.4)+7,000万円=1億円

市場金利が5%ですと、企業価値は

1億円÷5%=20億円

株価は、20億円÷12,000株≒17万円ですから、茶椀屋箸男さんの所有資産は、

17万円×600株≒1億円です。

NPV法と純資産法で算定した企業価値を比較すると、えらく異なります。

この差は、無形資産等の知的資産の価値の重みとでも言えましょう。企業を売却する場合、人やノウハウ、仕組みなどを無くしてハードだけを売れば、企業価値は大幅に低下します。この減損金額がNPV法と純資産法の差分です。

つまり、椀屋箸男さんの所有資産は、企業を清算する場合は2,500万円で、事業継続時は1億円となります。

NPV法は、NOPATを使って資金提供者に帰属する企業価値を算定する「簡便法」です。同じような簡便法にEBITDAがあります。NOPATは税引後営業利益を、EBITDAは税引前当期利益を利用しますが、株主と他人資本の資金提供者に対して産み出した価値を算定しているという点では、同じ考え方です。

その点では、例えば本業以外で雑収入(不動産収入等)が定期的に発生する場合は、NOPATではなく『(営業利益+雑収入)×(1-実効税率)』を使う方が適切でしょう。いづれにしても、利益を生み出している過程を把握することが、企業価値算定において大切です。そこでキャッシュフロー計算書の出番があるわけです。

より正確な企業価値を算定するのであれば、3年間~5年間のP/L、B/Sよりキャシュフロー計算書を作成します。企業価値は、営業活動によりいくらの現金を創出できたかを、数年の推移を見ながら算定するのが基本です。営業活動CFから算定する場合は、一般に6年~7年程度を乗じ、営業活動CFに更新投資は足し加えて価値算定する場合は、CF発生期間をもう少し長く取るため乗数も10を超えます。いずれで計算した場合も、算定額は同一となるはずです。

また、市場金利をどう見るかで算定価値は大きくバラツキます。景気低迷期で金利を2.5%と見れば、A社の企業価値は倍になりますし、逆に金融引き締め期で金利を10%と見れば、1/2となります。

長くなったのでここらで絞めて、次回にマルチプル法、類似企業比較法について記します。

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