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2011年8月 8日 (月)

真の「見える」化とは

ロジスティクスコンサルタント(物流コンサルタント)の大原章道です。

可視化というのは、ITを活用したコテコテのものを言うのではないと思う。某製造現場にコンサルティングに伺った時のこと。。

工場に隣接した倉庫には完成品が保管されていました。しかし、よく見ると、何やら添付されている現品票が黄ばんでいます。そこでヒアリングしてみると、「この製品は半年前に製造されたもの」と言われました。

この工場は、ピア1、とかピア2と言われるメーカーですから、内示情報も数ヶ月前から入手できますし、受注確定データも内示から大きくずれることはなく、したがって計画を立案しやすい環境にあります。まして、8~12便のミルクランが行われているのですから、計画無くして工場運営は不可能です。

ですが、実態はこのように需要からかけ離れたモノづくりが行われています。なぜでしょうか?

その答えは、現場に行けば分かります。

すなわち、納期を知っているのは生産管理部門だけ、事務所だけ、だからです。現場には情報がないのです。情報がないのですから、いつ作れば良いかが分からない。作業者は自分の前に来た仕掛品は手早く処理し、次工程に渡したいと思い作業を進めますよね。そうやって、結果としての「悪さ」が完成品に現れるのです。企業経営もシカリで、財務諸表に現れた結果は全てを物語ってくれます。

ツールとしてのITを使いこなすこと、それは即ち、顧客の要求,指示を現場と共有すること、現状と顧客ニーズとのギャップを現場に伝えることであり、そうすることで現場は動き出します。

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