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2010年12月20日 (月)

物流コストの分析

ロジスティクスコンサルタント、物流コンサルタントの大原章道です。

先日本屋でロジスティクス関連書籍を立ち読みしていたら、デカップリングポイントについての記述がありました。10年くらい前からの論点ではありますが、最近ではちょこちょこ書籍にこの言葉自体が取り上げられるようになりました。投機と延期理論では、製品化は出来るだけ実需に近いところで行うべきであり、そうすることで投下資本を最小化できる、と言っています。つまり在庫として保有する時点を出来るだけ後に延ばすべし、ということです。ですから投下資本も最小で済むと。

デカップリングポイントを検討する場合、在庫保有をどこで行うか(場所)、どの時点で行うか(時期)の2点について検討することが、資本効率を高めるうえで重要です。

さて、物流コストを分析するに当たっては、フローで考えると分かり易いです。

・物流拠点はどこか

・工場から物流拠点までの輸送費はいくらかかっているか

・物流拠点内コストはいくらかかっているか

・拠点からの配送費はいくらか

等について流れに沿ってデータを収集します。

工場から拠点までの在庫補充方法により、原単位当たりの輸送費が異なります。また補充方法によって、SKUが同じでも拠点のキャパシティーが決まってきます。もちろん、工場から拠点までの距離によっても費用費が異なりますし、上記の4点は相互に関連していますから流れで考えないと漏れや取りこぼしが出てしまいます。

現状の出荷データに基づいてシュニレーションするべきです。顧客に一番近い場所から遡って考えると良いでしょう。

例えば、顧客の許容するリードタイムは1日だから、工場とは別に物流拠点は○市にも➔○市の拠点では許容する欠品率から勘案しSKU別に○日の在庫量を保有➔サイクルタイム○日ゆえに○種のSKUを○日毎に○ロット拠点に納品➔よってキャパシティーを○だけ保有➔・・・・など。

輸配送費についてはトンキロで分析すると把握しやすいです。

では。

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