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2010年9月13日 (月)

在庫をどれだけ持つか

ロジスティクスコンサルタント、物流コンサルタントの大原章道です。

では引き続き、ロジスティクスシステム(広義の物流システム)の5要件に照らしながら、物流上の問題点を診ていきましょう。今回は(2)在庫をどれだけ持つかです。

在庫は市場の需要に対応する分だけ、すなわち、適正在庫分だけ持つことが必要です。この需要とは、自社で管理している売れ筋や死に筋などの販売状況はもちろんですが、自社が管理していない需要(競合店の販売状況、代替品たる他社製品の売上状況など)も、在庫政策に反映しなければなりません。

そのためには、例えば、流通posデータを有効に活用し、適正在庫を算定することです。

自社の販売状況を分析して在庫量を設定する時には、一般に回帰分析を使います。移動平均法や指数平滑法など様々な分析技法が有りますが、使ってみて精度が高かったのは回帰分析でした。回帰分析は、まず季節変動を排除して行い、その後にその変動を加味して分析を行います。

また、在庫政策には機動性が要求されますから、競合店のイベントや価格政策、気候、他社の新製品開発状況や発売時期等を勘案し、適正在庫に反映させます。在庫は、過去データの分析だけでは適正に設定できず、やはり人の経験や勘をパラメータとして設定していくことが必要です。

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