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2010年8月10日 (火)

物流システムの5要件

ロジスティクスコンサルタント、物流コンサルタントの大原章道です。

今まで在庫を切り口にして、様々な分析手法を診てきました。その理由は、在庫が物流システムを設計するに当たって、重要な要素だからです。

市場のニーズにアジャイルに対応することができれば、それだけ在庫の保有量は少なくなります。必要な時に必要な量だけ、必要とされる場所に届けるためにメーカーは在庫を抱えるわけですから、リードタイムが短縮されると、「短縮された時間×在庫量」だけ在庫が削減できます。

必要とする在庫量(Y)は数式で表すと、 Y=aX+b です。

aは傾き係数、bは安全在庫、Xはリードタイムであるため、在庫削減や在庫のあり方を考える場合は面積で考えます。ですから、「短縮された時間×在庫量」だけ在庫削減が可能になります。

そう考えると、在庫削減により確保できるキャシュフローは大きな成果です。仮にリードタイムが1/2になると、在庫保有量は従来の1/4(在庫に投資するキャシュフローも同様)で市場のニーズに対応可能となります。この様に、在庫削減によるキャシュフロー向上効果は大きいのです。

では、ロジスティクスシステム(広義の物流システム)の要件としてどんなことが必要でしょうか。私は以下の5点と思います。

1.在庫をどこで保有するか

2.在庫をどれだけ持つか

3.生産にいつ着手するか

4.在庫補充はどのように行うか

5.在庫を誰が統制するか

それでは、これらの5要件に照らして、実際の物流現場で発生している問題を診ていきます。

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