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2010年7月 5日 (月)

出荷優先に問題が隠れている

ロジスティクスコンサルタント、物流コンサルタントの大原章道です。

顧客満足を高めるためには、顧客の要求する必要量や納期に、物流は対応しなければなりません。事業を完結させる役割を物流部門が担っているわけですから、最終ランナーに対する期待は高くて当然でしょう。

一方で、顧客の要求する納期が真実のニーズかどうかは、検証が必要となる場合があります。受注データに現れる納期は、時として自社の営業マンの都合で設定されたりします。特に、製造と営業部門間でコンフリクトが発生している場合は、営業サイドでリスクヘッジするために短納期を設定することがあるからです。

この様な場合は、納期とともに受注日も情報収集し、両者間で開きが大きい場合には調査します。営業マンへの定期的なヒアリングなど定性的な情報を活用できます。

また、複数の物流拠点を有している場合は、同一顧客に重複出荷していないかを調べる必要があります。在庫の偏在や分散などにより発生する訳ですが、発送側では荷合わせしないために配送料が割高になりますし、荷受け側では一度に荷受けできないために検品等の作業効率が悪くなります。

出荷優先が、在庫保有のあり方や生産上の問題点を隠してしまわない様に、真因を把握しましょう。顧客満足を高めつつ、物流コストを下げる方策はまだまだありそうです。

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