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2010年7月27日 (火)

在庫の実態を把握する

ロジスティクスコンサルタント、物流コンサルタントの大原章道です。

物流上の問題点を俯瞰するために、自社が持っている(流通チャネル上の在庫がデータ共有させているならその在庫も含めて)在庫の実態を把握します。その起点は、保有する現在の在庫で何日分の出荷に対応することができるか、すなわち、在庫日数をアイテム別に分析することです。

在庫日数=出荷量/在庫量

上記の式で在庫日数は算出されますが、季節波動がありますから、各月の平均出荷量と月末在庫で、あるいはウイーク単位の平均出荷量と在庫量で在庫日数を捉えます。

自社が考えるマーケティング戦略に対応した在庫日数を設定し、PDCで管理していきます。

企業によっては、在庫回転率をKPIにしている場合もあります。しかし、注意する必要があるのは、在庫回転率が売上と年間平均在庫から算出されていることです。売上には粗利が入っているため、売上原価と在庫との比較で求める方が適切です。

また在庫回転率は、物流サイドのKPIとしては不適切です。その理由は、現場にリアル感がないからです。適切な管理指標とは、肌で現在の状況の善し悪しを、業務を担当する者が感じることができることです。それぞれのレイヤーにあった物差しが必要です。

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コメント

あきさん、こんばんは!

暑い日が続きますね~。
こんな季節は物流はつらいものがあります・・・。

さて現場のリアル感って大切ですね。
ともすると数字面だけで物事を判断する傾向がありますが、特に物流では現場の感覚というものも重要だと思います。
もちろん感覚だけではダメですが、単なる数字だけでも実態を表すことはできませんよね。

ところで今回カウンターが「15000」番でした。何かラッキーって感じです。

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