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2010年6月15日 (火)

出荷分析

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)の大原章道です。

物流センターの立地が決定した後、センター内のゾーニング,レイアウトの設計を行います。そのために、どの顧客にどれだけの商品を出荷しているのかを把握します。出荷分析を行うことで、月間の物量波動や重点顧客が分かり、LSP(レイバースケジュール)の下地を作る事が出来ます。

勿論、LSPを行うためには、IE手法を使った作業方法の研究や作業測定で作業の標準化をしなければなりません。なぜなら、作業量の増減に対応するには工数が分からないと必要な人員手配は不可能だからです。

工数=平均的な作業者が単位時間当たり対応可能な作業量×作業者数

上記の式の通り工数は因数分解できますから、標準化が出来ていれば作業者数を手配すれば出荷量の増大に対応できることになります。

出荷分析で通常使うのはパレート図で、顧客を横軸に、縦軸に出荷量をとり、出荷量の多い順に棒グラフで並べると共に累積和を折れ線グラフで表示したものです。パレート図で以下のことが分かります。

(1).どの顧客が出荷量が多いのか、全体の中でどれぐらいの割合を占めるのかが分かる。

(2).重点管理すべき優先度の高い顧客が分かる。

(2)については、粗利や物流コストを考慮した利益率等も参考にしながら、どの顧客がわが社にとって重要な顧客なのかを考える必要がありますね。ですが、現状では顧客別に採算を測っている企業は少ない様ですね。

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