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2010年5月30日 (日)

物流データは部門別に

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

物流データを収集する場合、むやみに集めていると漏れやダブりが発生します。よって、効率を考えたデータ収集にすべきです。そのためには、分野別にデータを収集することをお勧めします。

具体的には、(1)調達物流(2)社内物流(3)販売物流(4)回収物流の各部門別にデータを収集します。例えば、X社がY社に製品を販売する場合、Y社指定の納品先に直接納品します。この場合は販売物流としてデータを収集します。一方、X社とY社に預託方式による資材購買契約が締結されている場合は、X社はY社宛に出荷しても販売しているわけではないので、販売物流データとしてでななく、社内物流データとして収集します。

預託方式は別名、コックシステムとも言われていますが、購入先の資材を自社内に保管し使用した分だけを支払うペイアウト方式のことです。最近のVMIと似ています。いずれも、在庫に対する所有権が移転しない社内物流である点が、共通しています。

また、納品書をピッキングリスト代わりに使用している場合には、データ収集時に留意が必要な事があります。納品先はAの住所であるのも関わらず、伝票の記載は債権保有者の場合があります。

いずれも正確なデータ収集を心がける必要がありますが、そのためには、全体を俯瞰してみて「誰に、何を、いくつ、どこに、何のために移動したのか」を問いかけることです。

なぜなら、物流データ収集の目的はムダを見つけることであり、物流は時間と空間のタイムラグを補完するためのものですから、滞留と移動を無くすことがJIT≪市場に即応する≫に繋がるからです。

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