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2010年5月24日 (月)

物流データをプロットする

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

在庫を可視化するとは、対象となる在庫の

1.数量

2.時間

3.場所

4.責任者

を明らかにするとと思います。

原材料や仕掛品、半製品、完成品など在庫にもさまざまありますが、これら在庫の数量を時間軸の中でプロットすることで気づく点も多いですね。

例えば、Q「在庫を半分にすると投資利益率は2倍になるの正しいか?」の質問に対してはどう考えるべきでしょう。単に在庫が2分の1になるのだから分母の投資額が半分となり、利益は一定と仮定すると、ROIは2倍でOKと言えるでしょうか?

いいえ。2倍ではなく、ROIは4倍になります。

在庫を、縦軸に数量,横軸に時間とした図にプロットすると分かり易いのですが、在庫が半分になるということは在庫回転を高速化しないと欠品を発生させてしまします。なぜなら、在庫は需要速度に対応するために保有するのが目的だからです。工場内であれば、次工程が当該仕掛品を必要とする生産速度に対応することですし、物流拠点など販売物流SPにおいては、顧客が当該商品を必要とする需要速度に対応するために在庫を保有します。

従って、在庫量を半分にすると、在庫回転日数も半分にしないと市場のニーズに対応できません。よって、先ほどのQの答えは、ROIは4倍になるが正解となります。

点から面に視点を持っていくと、これらのことも分かり易いです。これはロジスティクスのベースにある考え方だと、私は認識しています。

在庫を可視化することは①数量,②時間,③場所,④責任者を明らかにすることと言いました。ロジスティクス眼=点ではなく面で考える=で見ると、5つ目が明らかになる成ります。すなわち、⑤在庫持たなければならない理由 です。ここを部門枠組みを超えて考えることが全体最適のポイントです。

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