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2010年4月19日 (月)

顧客が納得するコスト

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

では続いてロジスティクスのキモ2番目です。

2.商品の価格とベネフィットを比較して、顧客が納得するコストであること

ロジスティクスはROIを高めるためのモノに関する活動ゆえ、その成果をコストで管理する必要があります。

そのためには、現状の物流コストを組織の機能別に把握します。組織の機能とは、購買や生産,販売等のことをいい、機能別組織ではその部門の名称で表示されています。事業部制組織では、当該事業ごとに機能別に捉えていきます。

そのうえで、コストリダクションを図り、さらに安定運用へ展開させていきます。この把握,コストリダクション,安定化のPDCサイクルを、社員を巻き込んで行うことが大切です。

さて、コストを把握すると言っても、何のためにそうするのかということを考えると、切り口が必要です。それが「顧客別に」コストを把握すると言うことです。顧客の要求は唯一無二でなくサービスの内容は多様性があるためです。

また、自社のコストを把握するだけでなく、妥当性を確認するためにベンチマークが必要になります。このときの指標として、売上高に対する物流コストだけに縛られず、出荷量や占有時間に対する物流コストが適切でしょう。

今日の様なデフレ状況では、売上高は単価下落に伴い低下してしまいます。しかし物流を担う部門では作業内容に変化が無いわけですから、売上高物流コストは大幅に悪化してしまいます。そのために、売上高だけに縛られない物流コスト管理が必要になります。

PDCサイクルを回しながら、物流を、コストという指標を使って管理していきます。ですから、物流コストを管理するのではありません。大切なことは、「物流」を「コスト」で管理する訳です。この考え方から、ABC(活動基準原価計算)が登場してきます。

PS.

如何に社員を巻き込んで事業をするか。これは古くからある課題ですね。ダグラス・マグレガ―のXY理論の書籍「企業の人間的側面」の新版が出版されています。また、テイラーの「科学的管理法」の新訳も出ていますね。

両本とも読みましたが、根底に流れる考え方は「人間への理解と尊重」という点で2冊とも同じでした。経営の原点がありました。

続≫

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