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2009年8月31日 (月)

慣れをなくして成長する

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

この記事をアップしている頃には衆議院選挙の結果を受けて、「未来日本」を創るために各党とも大騒ぎでしょうか。
それともしてやったりと呟いている初出の候補者もいますかね。
経済は一流だが、政治は三流と言われてきた日本ですが、経済一流の根拠は、日本の国内総生産GDPが約44,000億ドルとアメリカに次ぐ規模だからです。
しかし日本のGDPとアメリカのGDPは1:3の関係であり、日本の経済は一流というのはなんだか空しい感じがします。
ちなみにGDPを一人当たりに換算すると日本は34,000ドルとなり世界第18位となり、欧米諸国に引き離されています。
やはり、です。分子は見てても分母を忘れていました。その世界第二位の経済大国である日本は、今や中国に追い抜かれようとしています。
経済と政治は切り離せないものです。なぜなら政治は祭りごとですから、経済を発展させる施策は立法者である政治家が考えるからです。
政治家は国民から選ばれる訳ですから、政治家の質は国民のそれを表します。
組織は、長期的なビジョン無くして成長はしないものです。国民は目先指向をチェンジできたのでしょうか。

企業では商品別組織から顧客別組織に再編成し、顧客のニーズをキャッチして商品開発や顧客提案に繋げます。
また、プロジェクト組織では関連部門から精鋭を選出して、既存の業務から離れて新規性のある商品やサービスの開発を行います。
さらには外部企業とのコラボレーションで新しい知見を導入し、閉塞感を破り成長を図ります。
個別企業に目を向けてみると、ハマキョウレックスは日替わり班長制度を定着させ、全員参加とコミニケーションを向上しています。
私が大須賀社長とお会いしていた10年前も今も、それは変わることなくハマキョウレックスの社内にDNAとして健在です。
成長を継続る為には、社員を感化する仕組みが必要です。その仕組みを自社の現状に照らしてチェンジさせながら、企業は成長期と革新期を航海します。

某企業では数ヶ月前からドライブレコーダーを導入し、事故の件数や金額、頻度で大きな効果がありました。
ドライブレコーダー導入前と導入後で、月間で事故件数は平均2件が0件に、自己金額では平均15万円が0円という結果です。
作業のマンネリ化防止と仕事への緊張感醸成と維持が目的であり、事故撲滅は結果と考えています。
いつもカメラで見られているという緊張感がなせる技でしょう。しかし油断は大敵です。その為には仕組みによる感化とともに、人による感化も大切です。

朝礼で、班長会議で、営業などの部門会議で、階層別OFF-JTで、TQC活動成果発表会で、作業改善発表会で、経営計画発表会で、
あらゆる場面を活用して着眼点を社員に伝えます。顧客にとって良い結果をもたらすのかという視点で、経営者は現場に降りてみるべきです。
ハマキョウレックスで行っている施策も、経営者が作業現場に降りて行く現場志向と、顧客の享受する便益から考える顧客視点があるからこそ継続しているのでしょう

延びる企業は、トップと現場の距離が短い様ですね。
現場がよく見えるとは、社員の意識やモチベーションを肌で感じられると同時に、ムダな作業も判明します。
仕事の枠組みをなくす,あの仕事もできるようにする,順番を入替えた方が良いなど、社員からも意見が出始めるからです。
多能工化することで仕事の範囲が広がり、新しい知恵が表層化、独りよがりの仕事のやり方も見直すきっかけとなります。
ブルーカラーで多能工化を行うと同様に、ホワイトカラーも多能工化を促進することで、顧客のかゆい所に手が届くサービス提供が可能になります。

慣れることはパフォーマンスロスを低減する半面、仕事の緊張感も低下させやすいのです。
企業30年説を打ち破ってゴーイングコンサーンする為に、バランスを取りながら航海しましょう。

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