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2009年4月14日 (火)

CF(キャシュフロー)経営

ロジスティクスコンサルタント(中小企業診断士)のあきです。

物流改善で最初に見るポイントは、在庫です。

在庫の過多は作業者に物の移動や探し,取り置きなどが発生するため、動作のムダ発生原因となります。また、在庫は資本の先食いのため、運転資本が増加しキャシュが減少、企業経営に影響を与えます。

一般に運転資本とは、以下の式で表します。

運転資本=売上債権+在庫-買入債務

したがって、右辺にあるように在庫は運転資本増加の要因です。少ない資本で経営を行うことが効率経営になるるわけですが、ここで気に留めるべきはROI(資本利益率)でしょう。

ROIは売上高利益率と資本回転率に分解できます。

すなわち、ROI=利益/売上 × 売上/資本 ですので、在庫に限らず余剰な資本を持たないことが利益率を高めることにつながります。まさに貸借対照表と損益計算書の両方をにらみながら経営することが大切ですよね。

企業さんに伺ってみて感じるのは、現実には損益計算書のみに注力する企業が多いことです。貸借対照表も見て経営している企業さんでも、「人」が貸借対照表には計上されていないことを考慮した経営をする企業さんは、さらに少数派です。

この考慮した経営とは、技術の継承やエンプロイアビリティーを高めるための人材育成を、定期的にかつ継続して行うことです。現在のような不況期に①経費削減のため人、物、経営的情報資源を削減する経営もあり、②国の政策を利用して補助を活用し、研修などの人材育成を行う経営もありですが、後者の方をやって見える企業の方が、伺って話をお聞きしてみて光っていますね。

キャシュを生み出すのは「人」ですから、その意味で真のキャシュフロー経営をする企業さんのお役に立ちたいです。物流分野を軸足にして。

そんな思いを大切にしたいです。

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